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今日も本を読みました・・・



読んだ本は、鳴海章著「撃つ」です。
スピード感のある文章というのが定評らしいのですが、ボクの印象としては腐臭さえ香りそうな生々しい描写や読者に伝わる程の痛みの表現、吐き気のする殺人が強く残りました。
たまにはこういうのもいいですね。「う~、不味い!もう一杯!」的な感覚ですかね。

しかし、こういった作品は後味が大事だと思います。
どんなに気持ち悪い内容でも終わりが爽やかなら後味は悪くないはずです。
明らかに矛盾している気がしますけど。
「撃つ」は主人公が微笑ん(?)で終わるのですから爽やかでしょう。

その点sawシリーズの後味は最悪でしたね。
胸糞悪くなる内容に一切救いのない結末。そういう作品なんでしょうが嫌悪ばかりを覚えてしまいます。文句を言うなら見なければいいのですが、新作が出る度に見てしまうんです。「今度こそは救いのあるラストかもしれない」という期待がそうさせるのか、。「う~、不味い!もう一杯!」的な感覚がそうさせるのか、あるいはその両方なのか・・・
羊たちの沈黙シリーズの終り方はある種の爽快さがあると思います。

・・・・・・・・何を言っているのか分からなくなってきましたね。
きっと夜も遅いからですね。もう寝ましょうね。おやすみなさいね。

おやすみ

  by iam-the-shootist | 2008-03-06 03:18

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